単相ブラシレスモーターは、既に多くの方が実施され良い結果を残されていますが、やっと作ってみることができました。
モータードライバーIC(A1442)はかなり前にdigi-keyから買っていたのですが、適当なUEW線が手元になかったためなかなか作ることができませんでした。
色々な方の結果を参考にさせて頂き、0.12mmと0.18mmのUEW線をオヤイデ電気から取り寄せて、ようやく作成可能になりました。
作成方法はkobaraさんのブログを参考にさせて頂き、適当なバルサ棒に剥離紙が付いたままの両面テープを貼り付け、軸受けが通るところを確保するために2mm程度の棒を差し込んだ状態で0.12mmのUEW線3m程度を、透明なアクリル塗料を塗りながら手巻きしていきました。
磁石はハニービーの6mmモーターから取り出し、シャフトは0.8mmのピアノ線を使用しました。
それほど軽さを追求していませんが、1.20gなので、MK06-4.5より少し軽いです。
軸受けには、磁石内の軸受けをGWSのピニオンプラーで取り出し使用しています。
モーターはとてもスムーズに回転し、起動もスムーズなのですが、時々起動しにくい時があります。
そんな時でもフルスロットル付近にすると起動しますが、ドライバーICの位置が良くないのかもしれません。
今のところ、ドライバーIC一個ではMK06-4.5の性能より劣りますが、一番下の写真のユニットで8g以上(250mA程度)の静止推力が得られています。
写真のプロペラは直径140mm、ギヤー比9:1ですが、自作の6.7gのヘリコプターは150mmのプロペラでもう少し推力が期待できるためドライバーIC一個のもので換装可能かもしれません。
ヘリコプターの場合は、なかなか余裕のあるモーターを使うことが難しいためモーターの寿命を比較的早く迎えるようです。ブラシレスに置き換えられれば、メンテナンスが楽になるため次回交換が必要になったら搭載してみるかもしれません。




[2009/6/1追記]
単相ブラシレスモーターの機構はとてもシンプルな構造のようです。
6mmモーターの磁石を調べてみるとS極とN極が半々の磁石のようなので、交番磁界のホールセンサーの入力が切り替わるタイミングでマグネットアクチュエータの通電方向を切り替えれば良さそうです。
ただ、SとNの境を検出している状態で停止している時には少し起動しにくくなるようです。
それでも、ホールセンサーの位置によって少し起動が良くなったり悪くなったりします。
PICを使ったプログラムでも出来そうですが、A1442のような超小型のワンチップICでドライブできるのでホールセンサーだけでもここまで小型のものは見つかりにくそうです。
今回はVDDとSLEEPを電源のプラスに接続してGNDをFETのドレインに接続しましたが、A1442にはフルブリッジのFETが内蔵されているため、VDDとGNDをそれぞれ電源に接続し、SLEEPをPICの足で直接PWM制御すれば受信機のFETが省略可能になり、配線が短くなるように配置すればケーブルが3本になってもFET削減の軽量化の効果のほうが大きくなると思われます。
[2009/6/2追記]
「VDDとGNDをそれぞれ電源に接続し、SLEEPをPICの足で直接PWM制御すれば受信機のFETが省略可能になり」と記述したが、実際にやってみると良い結果になりませんでした。
デューティー50%程度でモーターが停止し、それを境に上下でモーターの回転が反転する現象が発生します。但しデュティー0%では停止します。結果的にはVDDとSLEEPを共に電源のプラスに接続し、GNDをFETのドレインに接続するのが良いようです。
[2009/6/6追記]
ドライバーICに直接ハンダ付けするのも難しいのでSunhayatoの0.5mmピッチシール基板を買ってみました。ハンダ付けしてしまえばその後の処理は格段に楽になりますが、端子がないICをハンダ付けするのは意外に難しく、直接する方がむしろ簡単かもしれません。とりあえず電源とLEDをコイルの代わりに取り付けて動作確認し、ハンダが付いていることを確認しました。
